線が見えていた理由を考えてみた【はてなブログ公式Twitterに紹介されました】
※この記事は以前の記事『物から線が見えている生活』に苦しめられた10年間の続きの記事になります。
読んだことが無い方はこの記事を先に読まれることをオススメします。
事の発端は先日18日の夕飯後でした。
のんびりとテレビを見ながらTwitterをしていたら、知り合いの方が『すご』とツイートをされていました。
僕はタイムラインに沢山ツイートが表示されて情報過多になることを避けるために、それぞれの方のリツイートを表示しない設定にしており、
突然の『すご』というツイートに違和感を覚え、その方がその前に何をリツイートされたのか確認しに行きました。
そこで目にしたものがこちらです。
「僕には線が見えていた。
— はてなブログ (@hatenablog) 2020年5月18日
そしてそれに支配されながら生きていた」
もぐ虎(@MgTR_102202)さんが長い間苦しめられたという、「物から線が見えている生活」とは。https://t.co/MDrS9zB60X
これを見てまず僕はこう思った。
公式かこれ…???
— もぐ虎 (@MgTR_102202) 2020年5月18日
至極当然だと思う。
大変申し訳ないが、はてなブログを利用させていただきながらも、この公式Twitterの存在を知りませんでした。
公式であることを確認して、とにかく驚きました。
てことで、これを機に『何で線が見えるようになったのかな』ということを考えたため、備忘録として書き留めておこうと思います。
以前の記事の続きになるため、この記事を読んでからの方が分かり易いと思います。
原因その①『兄との共同部屋』
僕は10年ほど前に引っ越しをするまで、6畳ほどの部屋を兄と2人で共同で使っていました。
部屋に入って右側が僕のスペース、窓側が兄のスペースとなっていて、薄い記憶をたどるとこんな感じだったと思う。
PCは2004年か2005年製の父のお下がりを兄と共同で使っていて、ゴツいブラウン管のテレビにはNintendo 64やゲームキューブを繋いで兄と遊んでいました。
当時はよくある団地のような間取りの狭い家に住んでいて、周りの友人も半分以上がそういう家に住んでいて何も感じていなかったが、
今となってはよくこんな狭い部屋で暮らしていたなと思います。
兄はこの共同空間で高校受験の勉強をしていたなんて信じられないです。
そしてこの共同空間で暮らしていた兄と僕ですが、とにかく部屋の片付けが苦手で年中床の踏み場がないような場所でした。
そのため、床にある物が誰のものか分からなくなると困るため、いつもかき分けて境界線を作っていました。
この境界線がまさに『線が見えていた』原因の1つだと思っていて、それぞれのカラーボックスと本棚を繋いだ『線』で区切られていました。
この線を常に意識して生活したため、物体からその延長線が見えるようになったのかなと思いました。
原因その②『こたつの机の裏』
これに関してはどう説明してもよく分からないと思いますが、先ほど説明した通りよくありそうな団地のような間取りの家だったため、ダイニングも7畳くらいしかなく、
その狭いダイニングには大きなブラウン管のテレビと年中こたつとして使われないこたつテーブルがありました。
脚の長さは30cmほどであり、当時小学生の僕はこの狭い空間に入ることが好きで、この下に潜って本を読んだりゲームをしたりしていました。
このとき、机の裏側を見ると強度のためか梁のようなものが縦横に2本ずつ張られていて、9つの四角いエリアがありました。
その下で僕はよく対角線を描いて落書きして遊んでいました。
これが何故やっていたのかが思い出せませんでしたが、10歳にもならない少年がやるイタズラには何も理由なんてないのかなと思います。
これを見て数年過ごした結果気が付いたときには、こたつテーブルが置いてあるカーペットの角から、こたつテーブルの角に向かって『線』が見えるようになっていました。
次第に、障子の1マスずつ全てに対角線が見えるようになっていました。
原因その③『小4の担任』
タイトルの通り小学4年生のときの担任の先生の厳しさに原因があると考えました。
このときの担任の先生というのが、その学校で最も厳しい先生として有名でしたが、当時の僕のクラスにはこの先生が担当しなければならない理由がありました。
ここからいつもの余談が始まります・・・。
僕と同じ小学校を卒業した同級生に『あのクラスはヤバかったよね』と聞くと、恐らく全員が首を縦に振るようなクラスに僕は所属していました。
教師陣は何を考えたのか、学年で有名な不良ツートップが同じクラスで、さらに大学を卒業してばかりの新任の先生が担任として配属されていました。
とにかく事件が起こる毎日でした。
今のご時世だったらニュースになっててもおかしくないような感じです。
余談は終わりにして、この学級崩壊を建て直すために投入されたのが、初めに言った厳しいと有名な先生です。
結果としてこの先生による改革はまさに革命の如く勢いで、担任になって2週間くらいで普通の授業を受けることができる状態になりました。
そして本題に戻りますが、担任の先生が厳しかった点に『机の位置』があり、
床材の角と机の角が合っていなかったり、『縦3マス横2マス』を守っていなかったりするとずっと説教をするような人でした。
掃除のときには特に神経を張り巡らせて、この『縦3マス横2マス』を意識せざるを得なかったため、
このときに『四角い物体』に対する強い意識が芽生えたのだと思いました。
最後に
こうして振り返ると所々に原因が散りばめられていたのかなと思いました。
今となってはほぼほぼ9割方は克服しましたが、ごくたまに手癖で位置を直してしまうことがあります。
そのときには、その状態のままにしておくとうっすらと線が見えてきそうになるので、わざと線の上に置くように無造作に置き直しています。
今回、『はてなブログ公式Twitter』に紹介していただき、多くの方に読んでいただけました。
これによって、同じようなことで悩み苦しんでいた方に寄り添うことが出来ていたら嬉しいなと思いました。
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